2011年4月30日土曜日

浜松のマスクメロン、ハウス栽培の外壁が擦りガラスでできている訳とは?

先日、テレビで最高級のマスクメロンの栽培を
されておられる農家の方が出演されておられました。

もちろん、ハウス栽培でメロンの甘みを引き出し、
見た目もよくするため、すごく工夫をされておられたのですが、
その中に、ハウスそのものの工夫もありました。

最近のメロン農家は、ハウスの外壁に通常のガラスではなく、
あえて、擦りガラスを使うそうです。

通常のガラスのほうが、日当たりもよくてメロンの発育に良さそうな気がするのですが、ある理由から、擦りガラスを利用しています。

さて、そのある理由とは?

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メロン農家の方が、ハウスに擦りガラスを使う理由。
それは、ハウス全体に光が行き届くようにするためです。

通常のガラスだと、葉っぱなどに遮られて、
光が当たるところと当たらないところができるんですが、
擦りガラスだとその心配がないそうです。







先日の「満点☆青空レストラン」で放送されていました。

満天☆青空レストラン
2011/01/19放送分

○マスクメロン
・静岡県が誇る最高級メロン、アローマメロン。
・ガラスの温室で育てている。
・元々メロンは、中近東が原産で、最低気温で真冬でも20度はほしいから。
・熱帯の気候を保つことでメロンは甘くなる。
・スリークォター式、南側の斜面が大きく作ってある。
・中の温度は30度。1本の木に一つだけならす。小さいときに取ってしまう。通常は3つくらい受粉させる。
・贈答品として使われることが多いメロンは、見た目によって価格がまるで違う。
・いかに美しく作るかもとても重要。ネットと呼ばれる編み目模様。
・ネットの編み目は細かくて、盛り上がっているほうがよい。
・ネットはどうやってできるのか? メロンは、成長の過程で先に周りの皮だけが成長がストップする。
・それでも、成長を続けようとするので、ひび割れて編み目のようになる。
・日当たりも重要。元々メロンン温室は透明なガラスだったが、最近は擦りガラス。以前は、温室の中で日当たりに差があったが、光が温室で拡散して、どのメロンにも日が当たるようになった。
・メロンの階級は4つに分かれている。
・富士、山、白、雪 静岡ならではの呼び方。
・富士という最高階級は、年間1万2千玉作っても、30玉あるかないか?ものすごく貴重。
・富士は、ネットの出方からつるの形まで厳しく審査する。メロン界のスーパーモデル。東京では一玉3万円にもなる。山5千円~、白3千円~、雪はカットメロンでしか使われない。
・メロンは取れたては食べられない。追熟させることで、甘くなる。食べごろは収穫して5日から10日後。
・つるが黄色くしなび初めて、甘い香りが漂えば食べごろ。
・香りがすごい。これがアローマメロンの魅力。
・牛乳と果肉とで作るジュース。アローマメロンジュース。砂糖を入れてないのに甘い。まろやかな甘み。

手間暇かけたマスクメロンに、
農家の方はプライドをもっているようでした。
そのくらい愛情を注いでいらっしゃるんですね。

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満天青空レストラン
日本テレビ系列 毎週土曜日  18:30~
出演:宮川大輔さんほか
ホームページ:http://www.ntv.co.jp/aozora/
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